無料水槽容量計算機 - 水量・重量計算 | 水槽計算機

水槽のサイズを入力すると水量(リットル/ガロン)と総重量を即座に計算。直方体・円柱・ボウフロント対応。ガラス厚さを考慮した実水量を算出。

水槽の容量を正確に把握することは、アクアリウム管理の出発点です。日本で広く流通している60cm規格水槽(57L)、90cm規格水槽(160L)、120cm水槽(220L程度)はおおよその目安が知られていますが、実際にはガラス厚・補強枠・底床の有無で実水量は大きく変わります。本計算機は外形寸法とガラス厚に加えて底床排水量も差し引き、水生生物が実際に利用できる正味水量を算出します。正確な水量データは投薬量・液体肥料・カルキ抜き・コンディショナーの適正用量算出や、ヒーター・外部フィルター・クーラーの選定に欠かせません。関東は軟水(GH 3-5)寄り、関西は硬水(GH 6-10)寄りなど水道水の地域差もあるため、正確な水量を起点に水質調整剤の投入量を決めることで失敗を防げます。 海水水槽では人工海水の素の必要量(換水時バケツ分も含む)、淡水水草水槽ではソイル交換時の総ソイル量(L単位)も実水量から逆算でき、ショップでの一度の発注ミスを防げます。 また日本市場では45cm・60cm・90cm・120cmが定番規格で、ショップで購入する場合と自作する場合で内寸が異なる点に注意が必要です。市販品はメーカーごとに5-10mm程度の差異があり、高級アクアブランド・主要メーカー・主要メーカー・主要メーカーなど主要メーカーの公称容量と実水量は10〜15%差が生じることが知られています。本計算機は公称値ではなく実寸入力で正確な実水量を算出するため、薬品計算や換水量決定の信頼できる基準値となります。

仕組み

直方体(規格水槽・オーバーフロー水槽の本体)、円柱(プレコ用円筒水槽)、ボウフロント(前面湾曲ガラス水槽)それぞれに対応した幾何学計算を採用しています。まず入力された外形寸法から総外形容積を算出し、4面または5面のガラス厚を差し引いて内部容積を求めます。さらに底床(吸着系ソイル・大磯砂・田砂など)の厚みを入力すると排水量を自動で控除し、実際に魚が遊泳できる正味水量を出力します。メートル法(cm/L/kg)とヤード・ポンド法(in/gal/lb)をワンタップで切り替え可能で、国内資料は前者、海外フォーラム参照時は後者を使うと比較しやすくなります。フレーム付き・フレームレス・OF穴開き水槽でも、ガラス厚を実測して入力すれば信頼できる結果が得られます。 計算結果は即時にメートル法とヤード・ポンド法で同時表示され、お気に入りの数値をURL共有してアクアリウム仲間と相談することも可能です。 オーバーフロー水槽ではメイン槽だけでなくサンプ槽(濾過槽)の水量、配管内残水も含めた総水量を別途加算する必要があります。サンプ仕様の合計水量を入力すれば、リーフタンクのカルシウム・マグネシウム・KH添加剤の希釈倍率も正確に決まります。淡水水槽でも背面フィルター槽がある場合は同様に水量加算してください。

使用シーン

  • 60×30×36cm規格水槽にガラス5mm・大磯砂5cmを敷いた状態で正味水量を求め、コンディショナーやカルキ抜きの適正量、白点病治療時のメチレンブルー濃度を正確に算出する。
  • 90cm水草水槽を設置する前にガラス・水・ソイル・流木・石組を合算した総重量を試算し、木造2階フローリングや市販水槽台の耐荷重を上回らないか事前に検証する(築古マンションでは特に重要)。
  • オーバーフロー海水水槽でメイン+サンプ槽合算の実水量を把握し、人工海水の素の必要量・カルシウムリアクター給餌量・添加剤(KH/Ca/Mg)の希釈倍率を正確に決める。
  • ベタ単独飼育の30cmキューブ水槽で塩浴治療の前に実水量を再計算し、観賞魚用塩の必要量を底床・流木排水量を考慮して正確に算出する。
  • 180cmフィッシュタンク(580L規格)で大型海水魚混泳を計画する際、メイン+サンプ合計の実水量から必要な人工海水素・添加剤・水質安定剤の月間消費量を予算化する。
  • プレコ用60cmハイ水槽(深さ60cm)など縦長レイアウトで、ガラス厚と底床排水量を含めた実水量を求め、ヒーター・フィルター容量選定の基準値とする。

容量計算機の使い方

水槽の幅・奥行き・高さとガラス厚さを入力すると、実際の水量と総重量を計算します。直方体・円柱・ボウフロント形状に対応しています。

ガラス厚さを考慮した実水量(正味容量)とガラス重量を含む総重量を計算します。水槽設置前に床の耐荷重を確認するのに役立ちます。

メートル法(cm、L、kg)とヤード・ポンド法(in、gal、lb)の両方に対応しています。単位系を切り替えると、すべての値が自動的に変換されます。

よくある質問

なぜ水槽の正確な容量を把握する必要があるのですか?

水槽容量は飼育数・ろ過能力・換水頻度・薬品/肥料投与量・ヒーター/クーラー選定など、ほぼ全ての判断の基準値となります。例えば60cm規格水槽は「57L」と一般に紹介されますが、ガラス厚5mm・底床5cm・流木1本が入った状態では実水量が48-50L程度まで下がります。この10L超の差は薬品の濃度計算で20%近い誤差となり、効果不足や魚毒性の境界線を超える可能性があります。

水槽の寸法はどう測れば正確ですか?

水槽の内寸(ガラスの内側から内側まで)をスチール定規またはノギスでmm単位で計測します。直方体は長辺×短辺×高さ、円柱は内径×高さ、ボウフロントは前面湾曲分を補正係数として加算します。不規則形状やオーバーフロー穴のある水槽では、実際に水を入れて1L単位で計量する直接測定が最も確実です。

総容量と実水量はどれくらい違いますか?

総容量は外形寸法から計算した理論最大値で、実水量はガラス厚・底床排水量・流木/石組排水量・機材占有体積を差し引いた実際の水量です。一般的に実水量は総容量の80-90%程度ですが、レイアウト構造物が多い水景では70%以下まで下がることもあります。飼育密度・投薬・肥料計算には必ず実水量を使用してください。

計算結果はどこまで信頼できますか?

本計算機は標準的な形状の幾何学公式とガラス物性値を用いた工学的近似で、±3-5%程度の精度です。複雑なレイアウト・特殊形状・古い水槽の経年変化(ガラス厚変動)では誤差が大きくなる可能性があるため、最終的な検証は実水を計量して行うことを推奨します。

リットルとガロンの換算はどうしますか?

1 USガロン = 3.785 L、1 UKガロン = 4.546 Lです。海外フォーラムや輸入機材の仕様書はUSガロン基準が多いため、リットルに3.785を掛けてガロンに、ガロンに3.785を掛けてリットルに換算します。本計算機は単位系切り替えで自動換算するため手計算不要です。